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ろばの日記

40代主婦の日常を綴ります

電通に労基署の抜き打ち調査が入った新聞記事を読んで思ったこと

こんにちはrabumariです。今朝の新聞一面に労基署が電通に抜き打ち調査に入った記事が載っていました。労働局が電通に抜き打ち調査に入った件については、昨日の夕刊一面トップ記事にもなっていました。無くなった若い女性社員の方の気持ちを考えるともう私は他人事のような気がしなくて、辛くて辛くて新聞記事を読むのが精神的にしんどかったのですが、それでもじっくり読まずにはいられませんでした。泣きながら読みました。やはり誰かが犠牲になって初めて調査機関が本格的に動くのですね。対応が遅すぎる。今さらですが、誰かが彼女を無理やり病院に連れて行くことは出来なかったのでしょうか・・・?たぶん、即入院だったと思いますが。今さら後悔しても彼女はもう帰ってはこないのですけど。涙

 

巨大企業は一人の社員の健康状態なんて気にもとめていない筈だから(そもそも社員のことを歯車または道具だとしか思っていないフシがある)、健康状態や精神状態のチェックは会社になんて期待できないので、家族がその役割を果たすしかないです。悲しい現実です。学校でのいじめ問題と同じですね。誰かが死ぬほど苦しい思いをして実際に自殺してしまって初めて、いじめ調査が本格的にはじまりますから・・・学校は最初は隠しにかかりますしね。これは全国どこの学校でもだいたい同じだと思います。あぁ、心が痛い。

 

電通に限らず、巨大企業ほどその中身は往々にしてえげつないことになっていると思います・・・ 悪い奴ほど出世しますしね。そういう管理職は全員おしなべて自己中で無神経で他人の気持ちに対する想像力が欠如しているのです。自分の出世(手柄)の為なら、部下なんてどうなってもいいと思っているのです。道具だと思っているのです。自己中で無神経で図太い人が、自分は心身共にタフだと自慢をすることに私は常々違和感を感じているのですが、悪い人ほど、自己中無神経想像力欠如と心身のタフさを混同している傾向があるような気がします。

同じ残業でも、自己中無神経な人間が周りに暴言を吐きまくりながらやる残業と、その暴言を受け止めて傷つきながら自分を全否定されながら自分の気持ちにウソをつきながら無理やりやらされる弱い立場にある生真面目な人の残業は、種類も精神的負担も全く違いますからね。

 

なんかどっかの組織のそこそこ偉い立場にいる人が、電通の今回の労災認定の事件を受けて、100時間の残業で潰れるなんて弱すぎるとか何とか、自分は過去に100時間以上の残業を当然のようにこなしてきたとか云々、ちょっとどういう言葉を使っていたのかは忘れましたけど、とにかくその電通の自殺してしまった若い女性社員を否定するような発言をネット上ににアップした結果、全国から「お前のような奴が部下を追い詰めて自殺を招くんだ」みないな批判が殺到したという話を新聞で読みましたが、本当にその通りだと強く思いました。

自己中なんですよとにかく。人はそれぞれ違うのだということが解っていないのです。

自分はいつも正しいのだと信じて疑わないのです。元々の性格に加えて、どういう環境で育ってきたらこういう性格になるのでしょうか?今まで負けたことがないのでしょうか?挫折を経験したことが無いと、知らず知らず人は傲慢になってしまうのでしょうか?  何でこうも優しい気持ちと想像力が欠如した人間ばかりが上に立つのでしょうかね? 見方を変えると、他人の気持ちや立場を想像出来るような優しい人は社会で勝ち抜くことができない世の中なんでしょうか? それなら私は社会で勝つことなんて出来なくて全然構いません。下々の方でおとなしく、優しい人達とひっそり穏やかに暮らしたいです。あ~あ。ちょっと何かおかしいですよ世の中。何か大事なものを見失っているような気がしてなりません。 そろそろ、アナログの良さ(価値)を見つめ直してみてもいいんじゃないかなあ。過渡期なんでしょうかね色んな意味で。何が言いたいのかちょっと自分でもわからなくなってきましたが。すみません。

  

うちの旦那が昨年一昨年と会社でヒドイ目にあい(旦那は電通社員のようなエリートではありませんが)、適応障害と診断されて(社内情報システムの業務がハード過ぎたようです)休職することになり、私も相当しんどい思いをしたのですが、世間には同じような苦しみを抱えた真面目な人がいっぱいいるのですね。精神疾患による休職者はいっぱいいるのですね。

私はちなみに、旦那の勤務状況がめちゃめちゃだった時「これは私がちゃんと勤怠管理しておかないと駄目だ・・・会社は信用できない」と思い、休日出勤の状況とか毎日の帰宅時間、上司が勝手に組んだ強引すぎる怒涛のような出張スケジュール等を全て証拠書類としてまとめ上げ、ついでに旦那から聞いた当時のクソ上司の信じられない言葉「残業は、しても書面に残すな。無かった事にしろ。」もしっかりメモして、全てメンタルクリニック精神科医に提出しました。結果として、これはかなりの効き目がありました。精神科のお医者様は、「この勤務状態は・・・う~ん・・・」といって、しばし無言で私の参考資料を眺めてらっしゃいました。

 

今もどこかで独りで辛い思いをして踏ん張っている誰かがいるかもしれないと思うと、私はもう他人事とは思えず本当に辛いです。どうか無理しすぎず、勇気を出して辛い現場から逃げてもらいたいと強く思います。逃げるのは全然はずかしいことではありません。とにかく心身を休めて下さい。一旦リセットしてください。命より大切なものなんて無いですから。 生きてさえいれば、きっといつかまた今とは違う風が吹いてきます。世界は広くて諸行無常です。辛い時は永遠には続きません。 

だから独りで抱え込まずに、周りの人にSOSを出して下さい。ネットよりは現実世界の生身の誰かがいいと思いますがそれが無理ならネットでも構わないと思います。書くことでちょっとスッとすることもありますから。家族に助けを求めるのが一番いいと思いますが、家族に言えないなら、「わたし疲れました、、、」と病院でお医者様に相談してみて下さい。きっとまた別の世界が広がる筈です。

 

ちょっと私、いま自分に言い聞かせています。うちは旦那も私も今、踏ん張り時なんです。ついでに息子も今年受験生で踏ん張り時です。最近になって、やっと何となく我が家にも違う風がふいてきたような気がしていますが、この3年間くらいはなかなかの地獄でした。今後は、あまり無理せず我慢しすぎず自分の気持ちに正直に生きようと思います。人生は、抵抗してもがけばもがくほど底なし沼に落ちて行ってしまうようなものなので、風に吹かれた柳の枝のようにしなやかに生きようと思います。旦那も体調を崩して休職を経験してから色々、人生について見つめ直したようです。 

今日は重い話になりました。昨年の辛かったことを色々思い出してしまいこの日記、泣きながら書きました。ではまた。