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ろばの日記

40代主婦の日常を綴ります

映画を観て色々思い出した話

映画「男と女」がたまらなく美しく素晴らしかったという話を書いた私。予告通りあの後「男と女」を2回みました。お気に入りのシーンは前に戻って何度も繰り返し観たりして・・・  ラストもたまらなかったのですが、わたし個人的には二人が車に乗って会話しているシーンがとても好きで、運転しながら男の方がたまに助手席の女性の方を笑顔でチラッと見るあの感じ、あの表情が本当に何ともたまりませんでした。まるで自分が話しかけられているようでドキドキしました。一目惚れです。わたし想像力が豊かなので(笑)。 ていうよりも、自分の独身時代を思い出しましたね、、、男の人と付き合う前とか付き合い始めの頃って、車の中で二人きりになったらもうそれだけで嬉しくてドキドキしっぱなしですよね。ラジオから流れてくるFMの音楽とか車窓の景色とか海岸線の向こうに見える夕日とか、見るもの聴くもの全てがバラ色に感じられて幸せだったことを今もはっきり覚えています(笑)。 

 

ちなみに私のこの「世界がバラ色に見えていた恋の話」で車のハンドルを握っていたのは、旦那とは全く別の男の人です。20代前半の頃ですけど。私、同じ職場にもう本当にどうしようもなく好きになった人がいまして(一目惚れ)、私から告白して付き合うことになったのですが、その人は車を運転するのが趣味だったのでよく二人であちこちドライブにいきました。「男と女」のドライブシーンを観ていると、当時の事を色々思い出してしまってちょっと切なくなりました。彼が片手で運転しながらもう片方の手で私の手を握ってくれたこと、あったんですよ。映画でもそういうシーンがあるんですけどね。キャ~あ~思いだした。あの瞬間は嬉しかったなぁ!(笑) 若いですね。

 

なんか、一番好きな人とは結婚しない方がいいと、どこかで誰かに聞いたことがあるのですが、私も一番好きだった人とは色々あって結局、結婚までは至りませんでした。別れる前の数ヶ月はとても辛かったですけど、いま思えば別れて正解だったのかも知れないです。

今の旦那とは20代後半で結婚したのですが、結婚してみてわかったのですけど、ただ好きなだけでは共同生活を何年も続けることは不可能ですね。「好き」の度合いが強すぎると結婚生活ではよくないことの方が多いかも。嫉妬したり束縛したくなりがちだし。 そのドライブ好きの彼とは別れてしまったお陰で?とても好きだった頃のいい想い出しか残っていないです。結婚すると、そうはいかないですよね毎日が現実ですからね。親戚づきあいとかそういうのも絡んできますしね。美しい想い出は美しいまま終わるのがいいですね。あぁ、想い出散歩から想い出迷子になってしまいそうですけどね(笑)。

 

旦那には内緒なのですが、その彼に買ってもらったネックレスや腕時計は今でも捨てられないです。二人で一緒に選んだんですけど。他にも、その人にもらったものでどうしても捨てられないものがあるのですが、それはお金では買えないものなので私にとっては大事な大事な宝物扱いになっています。箱に入れて大事にクローゼットの奥に保管してますけど。後にも先にも、男の人からあんなに印象的なプレゼントをもらったのはあの時だけです。今も年に一度くらい、そのプレゼントを出してきて独りで眺める時があります。捨てられないです。

何をもらったのか白状します。その彼は絵を描くのがとても上手な人で、ある日突然、A4サイズくらいの画用紙に色鉛筆で私の肖像画?というか似顔絵を描いてプレゼントしてくれたのです。いつの間に描いたの??というより、そんなもの私まさかプレゼントされるなんて夢にも思ってなくて恥ずかしいやら嬉しいやら、もらった瞬間の事もよく覚えていますが、声にならないような声を出した記憶があります。実物の私の顔よりも、三割増(五割増?)くらい美化されてましたけどね(笑)。当時は恥ずかしくてその絵を直視できなかったです。若くて今よりも痩せていた頃の自分が懐かしくて、今は穴があくくらい眺めますけどね。

似顔絵なんて描いてくれるの美大生くらいのものだと思いますが、彼は美大卒でも何でもなかったです。ただのサラリーマンでした。だからなおさらビックリしたし印象に残っているんです。

一般的に、女の人は別れた男からのプレゼントはあっさり捨ててしまうものらしいですが、私は駄目です。今でもその人のことは思いっきり引きずってます。かなりの大恋愛だったので。まあ、相手に迷惑をかけるのは耐えられないので今さら連絡をとったりとかそういうことは絶対にしないですけど、今あの人はどういう人生を送っているのかなぁ?とか、そういう事はたまに考えます。中年クライシスですね完全に(笑)。 でもやっぱり大恋愛の末の結婚なんてしないで良かったかも・・・何となく、幸せの反動で?嫉妬することや辛いことも多そうですしね。「男と女」の大恋愛の2人も、結局は結婚まで至らなかったみたいです。やっぱりバラ色の時は永遠ではないのですね。諸行無常です。 なんか、続編「男と女Ⅱ」ていう映画があるみたいです。今度みつけたら借りてみます。 いま私、想い出散歩から帰れません。想い出迷子です。

 

ところで男と女のあの俳優さん、名前がジャン・ルイ・トランティニャンていう方なんですけど、後でネットで調べたら数年前に公開された「愛・アムール」に出ていたおじいちゃんだったんですね。全然知りませんでした。「愛・アムール」も私は一年ほど前にレンタルで観たのですが、観ていて心が痛くなる内容だったことしか覚えていません。老老介護の話なのですがちょっと辛かったです。でも、あの老紳士役の俳優さんが「男と女」のトランティニャン(撮影当時は81歳くらいでしょうか?)だったとわかった今、これはもう一度借りてきてちゃんと目をそらさずに観直さないとアカンな・・・という心境になってきています。あの男前が80を過ぎてどういう風になっているのか、しっかり見ておかないと。 ジャン・ルイ・トランティニャン、いま85歳らしいですが現役で俳優しておられるなんてすばらしいです。名前が妖怪ウォッチみたいですよね。ではまた。