ろばの日記

40代主婦の日常を綴ります

映画「男と女」を借りてきた話

久しぶりにTSUTAYAへ行ってDVDを借りてきました。この夏はずっと在宅ワークばかりしていたので。 二か月ぶりに借りてきた映画は「男と女」です。少し前にみたテレビで或る有名な脚本家の方が「100回くらい観た大好きな映画です」と言っておられて、それが私はずっと気になっていたのです。

「男と女」これ50年も前の映画だったんですね。題名と主題歌だけは私も知っていたのですが、何となくこの歳になるまで観たことがありませんでした。でもこの歳だからこそ共感(理解?)できることも多かったように思いました。

 

いや~ 何とも素敵な映画でした。 

観終わってからの数時間、その映画の余韻というか世界観に浸るという感じを久しぶりに味わった気がします。映画を観終わって一時間後くらいに子供が学校から帰宅したのですが、ピンポーンとなった瞬間「何でいま帰って来るんだ!?」と思いましたよ。ほんの一瞬ですけど(笑)。

それくらい本当に、何というのかもう、、、私の貧困なボキャブラリーではちょっとうまく言葉に出来ないのですが、たまらない映画でした。 フランス映画はもともと芸術的なんですけど、これは今まで観たことのあるフランス映画の中でも特に芸術的でした。

まるで、観る側の感性と想像力を試されているかのような・・・

ちょっと広めの美術館に平日の空いている時間にひとりで入って、印象派の絵画を一枚一枚ゆっくりと観て回っている時のような、そんな感じの映画でした。なんかよくわからない例えですけどね。でも本当にそんな感じでした。風景描写が芸術です。専門的なことはわからないですけど構図とか光の感じとか。

過去と現在が交錯するストーリーの進め方がまた、人間の複雑な心の中をうまく表しているというか。とにかく素晴らしかったです。

 

「男と女」これはね~ R35指定ですね。しかもただの35歳じゃ駄目です。結婚して子供もいて人生経験豊富な35歳以上にしか理解できない大人の映画でした。今は初婚年齢が上がっているので40歳以上指定でもいいかも。

「愛している」と男に言っておきながらも後になって揺れ動く女の気持ち。

あ~ラスト近くのホテルでのシーンを思い出しました。何かね~「その気持ちものすごいよくわかる!」って思ったんですよ。揺れる女の気持ちが。

一見自分勝手で男の人からしたらきっと訳わからないだろうし、何なんだこの女?となって当然なんですけど、映画の中の男はさすが恋愛経験豊富なモテ男、対応がスマートでしたね。ああいうのって今風に言えば「神対応」ていう表現を使うんですかね。映画の男はまさに神対応でした。

まあ映画だからあんなことが可能なんでしょうけど、もう私はラストのみならず、最初から最後まで男の仕草とかセリフとかに、いい歳していちいちキュンキュンしっぱなしでした。またカッコいいんですよ男役の俳優が。ちょっと名前忘れましたけど。

一週間借りたので、「男と女」、私あと2回は観ることになると思います。脚本家の方が、この映画が好き過ぎてフランスの撮影場所(ドービルだったかな?)まで行ったとおっしゃっていたのですが、その気持ち、とてもよく分かると思いました。本当に素敵な場所でした。私もいつかあの海岸を歩いてみたいなあ。

「いや~映画って本当にいいものですね! 水野晴朗でした。」

水野晴郎、わかる人だけわかって下さればいいです。歳がバレますね(笑)。

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ラストシーンがたまらなく素敵な映画。 今まで私の中では「ノッティングヒルの恋人」が1位だったのですが、「男と女」が同点1位に急上昇してきました。いや、やっぱり2位かな? あ~これ書いていたらまたラストシーンを思い出しました。本当に素敵だったんですよ。いい歳してキャ~!でした。大人の恋愛、いいですね。幸せのおすそ分けをいただきました。

男と女。まだ観ておられない方は一度ぜひ。 ではまた。